投稿された作品
ウソから出た決め球
架空プロ野球球団を舞台にした掌編。
プロ野球球団・神奈川モビーディックス所属 松丸政一。
今年、プロ3年目の投手である。
球速は150キロ台とそこそこだが、
「お前さ……もっとビシッ! と決まるような変化球ないの?」
二軍投手コーチから嫌味を言われる。
そう彼にはウイニングショット――つまりは決め球がなかった。
松丸は咄嗟に言った。
「実はキレキレのシュートを覚えました!」
シュート。
利き腕とは反対方向に曲がる横回転軸の変化球のことである。
「えっ……マジ?」
「はい! オフの自主トレで習得したんです!」
松丸はドヤ顔で答えるも――
(ヤ、ヤッベ……見栄からウソついちゃった)
一度も投げたことがなかった。
※このお話は、大洋ホエールズで活躍した平松政次さんのエピソードを元にしています。
表紙:同人誌表紙メーカーを使用。
スポーツ 全1話 完結
Comic The DonDon Battle!
異世界! 剣と魔法のよくあるファンタジーワールド!
勇者様と魔王が戦っているらしい――が今作品の物語において関係なし。
この物語の主人公は不器用だが憎めない漫画原作者を主人公とする。
「オラオラ! ドアを開けろ!」
一人の男がドアを激しく叩く、男の名前はカルミラ・ニッケ。齢32歳独身。
コミックドンドンで新連載される『プラネットファイターアルト!』の漫画原作者である。
彼は異世界出版業界から『打ち切り師』と呼ばれる伝説の作家だ
何故なら彼原作の漫画は悉く打ち切りになるからだ。10週打ち切りなどよくあること。
でも不思議なことに仕事が舞い込む、不思議でパ〇プンテな男。
それが今回のコミックドンドンでの漫画原作というワケだ。
カルミラは連載を依頼されたまではよいのだが――
「私の原作と違うぞ!」
どうやら第1話早々から原作と違うらしい。
カルミラは激しく憤慨、作画を担当する漫画家の自宅凸を敢行した。
ドンドンと扉を叩くと――
「ご、ごめんなさい……」
「~~~~ッ!?」
ドアが開いてしまった! なんとそこには!
ベレー帽を被った美少女が現れるのであったッッ!!!!!!
――そしてこの美少女、実は漫画家で……。
※短編小説です。
※ 表紙:AIのべりすと
異世界ファンタジー 全4話 完結
実録! かちかち山
古代(むかーし)! 古代(むかし)の古代(むかし)話!
あるところに仲の良い老夫婦が暮らしていた!
決して裕福ではなく、子宝には恵まれなかったが幸せで楽しい毎日!
だが事件が起こった!
事の発端はイタズラだぬきが二人の畑を荒らしたことを起点とするッ!
怒ったジジイはたぬきを前蹴りでKO!
捕えたたぬきを持ち帰り、愛しのハニーにたぬき汁にするよう告げるのだが……。
今ここに古代(むかし)の復讐劇(ダークファンタジー)が始まる!
いいな! いいな! にんげんっていいなッッッ!!
前編・中編・後編の短編なりッ! これ童話なのか? そう童話なんですッ!
🐰🦝表紙:かんたん表紙メーカーを使用。
古代文明•神話•伝承 全3話 完結
ルドヴェンティブ
電子機器メーカー『紫雲電機』――まだ起業してからまもないベンチャー企業である。
社長紫雲蓮也(しうんれんや)は、自社製品には自信を持っているが会社はまだまだ小さい。
そんな家電ベンチャーが、一大ムーブメントとなっている機械格闘技イベントに参加を表明する。
イベント名は『BU-ROADバトル』――遠隔操作型の格闘マシン大会である。
参戦マシンは烈風猛竜(ルドラプター)。
様々な機能(ギミック)を持つ、紫雲電機が総力を挙げて作製したマシンだ。
何故、小さな家電ベンチャー企業が参戦したか?
自社宣伝のためもあるが――それだけではなかった。
【キャッチコピー】紫雲電機社訓・明るい家庭は世界の幸せ
【PR】闘いの中にイノベーションがある!
※The Rebuild on its Fist ~女武道家は、格闘マシンにて経営再建を託される~の再編版です。
一部登場人物の名前は一緒ですが、展開は全く違う作品となっております。
※タイトル変更。
ルドヴェンティブとは――ルドラプター(主人公機)・べ(ヴェ)ンチャー(冒険・ベンチャー企業)・クリエイティブ(想像)を合わせた造語である。
※表紙:AIのべりすと
ロボット•巨大メカ 全34話 連載中
おいしいスープカレー
高部翔太(38歳)は都内にある商社に勤めるサラリーマン。
現在、1LDKマンションで妻と娘の3人で暮らしている。
今日は『特別な日』で娘が夕食を作ってくれるらしいのだ。
出された料理は『スープカレー』。おいしい匂いが立ち込め食欲がそそられる。
そんな『おいしいスープカレー』が出されるも、翔太はある事情により食すことは出来ない。
特別なこの日、翔太は娘からとんでもないことを告げられるのであった。
その他 全1話 完結
カラミティ・マディの災厄(トラブル)
この世で一番強い生物。
ドラゴン……サイクロプス……色々ございますなァ。
ただ――たった一つだけというのならやはり……『悪役令嬢』でございます。
【あらすじ】
異世界クレイトスの地上最強の生物、マデリーン・アッシュベリー。
彼女はアッシュベリー家の令嬢、分類的には『悪役令嬢』に区分されている。
愛称はマディ、彼女の行動原理は実にシンプル。
「わたくしより強い生物に出会ってみたい」という欲求のみで動く。
忌み名は『カラミティ・マディ』。戦いの天才である彼女。
目的のためなら、凶暴な魔物の封印を解こうが、伯爵家のボンボンだってぶん殴ってみせらあ。
てな調子で、使用人達は彼女の勝手気ままな行動により様々な災厄(トラブル)に見舞われる。
とうとう我慢ならなくなった使用人達は、あらゆる策を用いてマディを追放しようと奮闘するのであるが――
※表紙:AIのべりすと
アクション•アドベンチャー 全67話 完結
Cursed Bug Quest ~呪われた装備を押し付けられた戦士、勇者パーティから戦力外通告を受け魔王軍からオファーが入る~
「これお前が装備しろよ」
戦士ガルア・ブラッシュは、勇者から不遇の扱いを受けている。
冒険で手に入れた呪われた装備品をあてがわれていたのだ。
それは勇者が何の特技もスキルもなく、装備品に金がかかる戦士ガルアを疎ましく思っていたのが理由だった。
そして、ある日ガルアはパーティメンバーから追放。
その過程で、ガルアは村で出会った女魔族ラナンを助けるために勇者殺しの罪を背負った。
――戻る場所も、帰る場所もなくなった。
賞金稼ぎ達から逃げる日々、倒れたガルアは目覚めると魔族や魔物が住む洋館にいることに気付いた。
王道はなくなり、どこかおかしなる物語。
全ては大聖師と名乗る遊戯者、ゲームマスターが作った世界での出来事だった。
世界の人々は各々役割を与えられ、大聖師が作った脚本に沿って生きていたのだ。
それは誰も知らない世界の秘密、そう一人の魔王を名乗る元勇者以外には……。
※ 表紙:AIのべりすと
異世界ファンタジー 全68話 完結
僕はアサシンちゃんに狙われたい。
異世界ナロピアンのゾリゲン王国領土内の街。
ここに蔦に覆われた屋敷があり、そこには一人の魔術師が住んでいる。
名前はフリッツ・パウルゼン。黄朽葉色の髪を持つ彼は少々変わった性格をしていた。
人間が手を出してはならない闇属性の魔法を研究していたのだ。
闇属性の魔法は魔族が使う禁断の呪文――それに手を出すフリッツは危険人物。
そんな彼が暗殺されるターゲットにされるのは言うまでもない。
「死んでもらうぞ――フリッツ・パウルゼン」
ある晩、女暗殺者に寝込みを襲われる。
とうとう闇ギルドから刺客が来たのだ。
「今日がお前の命日だ」
今まさにフリッツの命が絶たれようとしていた。
【PR】
おかしな魔術師と女暗殺者の短編ダークコメディ。
テーマは『情念の危険性』
一方的な人の想いほど恐ろしいものはない。
異世界ファンタジー 全3話 完結
勇球必打!-敗北勇者はプロ野球選手となり、灰色のチームに勇気を与えます-
スキル・特技・魔法を駆使して野球しろ!
魔王に敗れゲームオーバーとなった勇者アラン。
彼はオディリスと名乗る神により、蘇生され現代へと転移させられてしまう。
そこでオディリスのイタズラ……いや試練により、アランは何故かプロ野球の入団テストを受験。
超展開の連続に流されるアラン。
ファンタジーな格好でテストを受験するその姿、周囲の冷ややかな視線を当然受ける。
しかし、そこは勇者だ。チートな異世界者の能力で見事合格。
そのまま万年最下位の不人気暗黒チーム『浪速メガデインズ』へと入団することになった。
こうして、強制イベントによりプロ野球選手となったアランにオディリスは言った。
「野球を通じて友情の力、信頼の力、チーム力を身に付けなさい」と――
元の世界へと戻るための条件は『日本シリーズ優勝』のS級クエスト。
果たしてアランはメガデインズを優勝させ元の世界へ帰られるのか?
そして、裏で動く神々の遊び――
こうして、勇者アランの野球レベル1からの冒険が始まる。
イメージイラスト:AIのべりすと
スポーツ 全126話 連載中
The Rebuild on its Fist ~女武道家は、格闘マシンにて経営再建を託される~
電子機器メーカー『シウソニック』3代目社長・紫雲蓮也は赤字経営が続くことに悩んでいた。
そこで経営再建を目指し‟ORGOGLIO(オルゴーリョ)”という機械格闘技イベントに参戦することを決意する。
スポンサーとして参加すれば、自社の製品や開発力・品質を内外にアピールできると考えたからだ。
だが、リーグに参加するにはまず選手である専属の機闘士(マシンバトラー)を見つけなれればならない。
社長・紫雲蓮也は選手発掘のために奔走する。その結果、一人の古武道家と契約までにこぎつける。
彼女の名前は藤宮ルミ……藤宮流の宗家である。
社長・紫雲蓮也は選手発掘のために奔走する。その結果、一人の古武道家と契約までにこぎつける。
彼女の名前は藤宮ルミ……藤宮流の宗家である。
紫雲蓮也と藤宮ルミのダブル主人公!
これはロボット×格闘技ときどき経営なロボアクション小説である!!
イラスト:ふぁん氏
ロボット•巨大メカ 全124話 連載中