#青春 の作品
愚神と愚僕の再生譚
異世界からやってきた渡人《わたりびと》が、地球人との共存を図る世界。彼らは幻出する化け物――堕神《だしん》を排除することで、生存の権利を得ていた。
少年リュートもその例にたがわず、訓練校にて堕神排除のすべを学んでいた……はずだった。
(くそ、なんで俺がこんなこと)
リュートは地球人だらけの教室内で、ひとり毒づいた。
彼に与えられた特別指令は、地球人の高校に入学し、学校生活を送りながら生徒たちを護ること。加えて訓練校にて自身の訓練カリキュラムもこなさねばならないのだから、ハードモードもいいとこだった。
コンビを組むことになった仲間は、かわいい顔してどこか思考がぶっ飛んでいるし、ルームメートは高みの見物。
さらには衛護対象校を危険に陥れている原因が、他ならぬ生徒自身であるという疑惑まで持ち上がって……
「『出しゃばるな犯罪には対処しろしかし乱暴するな』とか、ほんっとワガママだよな地球人って!」
世界を護る。神を殺す。地球人の生きた盾となる――そんな愚直に生きる者たちが織りなす、再生物語。
◆2021/09/20 第1章 完結
◆2021/11/04 第2章 完結
◆2022/01/14 第3章 完結
◆2022/05/23 第4章 完結
◆2022/06/10 番外短編 完結
◆2022/10/26 第5章 完結
◆2023/02/26 第6章 完結
◆2023/07/02 第7章 完結
◆2023/09/09 完結
幸せの咲く場所
【鳥籠の幸せは罪ですか?】
楽園は、終わらない幸せを約束する場所。楽園の住人は死すら超越し、永遠の幸せを享受する。そこに招かれる資格は、待ち人だけがもっていた。
「センセイ。僕、楽園に行けるかな」
ベッドに横たわった少年は、天井を見つめながらそう聞いた。
男が迷うことなく答える。少年の腕に注射針を刺入させながら。
「当たり前じゃないか。君たちは神様に愛されている。たどり着けないはずがない」
「そうだよね――ありがとう、センセイ。さようなら」
「さようなら」
男が微笑む。
そして、少年の命は完全に停止した。
マキは楽園に憧れていた。他の家族と同様に、招かれる時を待っていた。
幸せの集う楽園にたどり着ければ、永遠に、悲しみもなく生きていけるのだ。
だからマキは楽園を信じた。幸せになりたかったから。
もしそれが偽りだったなら、なにを支えに生きればいいのだろう。
今日から悪魔を目指します!
春野真菜(はるのまな)、15歳。今日から中学3年生。
転入生として初登校すると、そこは悪魔が通う『魔界の学校』だった。
そこでは、クラス全員が担任教師である『魔王』の僕(しもべ)。
さらに、なぜか悪魔の少年『コラン』に好かれてしまう。
ちょっと冷めてる人間の少女と、明るい無邪気な悪魔の少年。
人間界と魔界を行き来しながら、立派な悪魔を目指していく。
『現代+異世界』ラブコメ・学園ファンタジー。
【表紙イラストは自分で描いています】
死神×少女
■『ポプラキミノベル小説大賞』最終候補作品 ■
春野亜矢(はるのあや)、16歳。
マンションで一人暮らしをする、ごく普通の女子高校生。
亜矢の住むマンションの隣に、『死神グリア』と名乗る少年が引っ越して来た。
その直後、亜矢は事故で命を失うが、グリアに『仮の心臓』を与えられて生き返る。
だが、その心臓にグリアが24時間に1回『命の力』を注ぎ込まなければ、命を持続できない体になってしまった。
しかも、その方法が『口移し』。
少女は抵抗しながらも、毎日、死神と口移し(キス)しなければならない。
【表紙イラストは自分で描いています】
ダンジョンで見つけた推しの雪女をフォローしまくってたら なぜかめちゃくちゃ嫌われる
雪女なのになぜか 雪女だと自分のことを伝えられない雪女と 女の子に 雪女とは知らず女の子に一目惚れしてしまった男との破天荒な 恋
クローバーが君の夏を結ぶから
【キャッチコピー】旧校舎には、制服を着た座敷わらしがいる。夕暮れ時に、僕を呼ぶ声がした。
【PR】--クラスメイトの松野瑞夏(まつのみずか)が、お前のことをよく見ているようだ。
小野寺孝慈(おのでらこうじ)が耳打ちした言葉は、加澤結人(かざわゆいと)の心を動揺させるには、十分だった。
落ち着かない心のまま放課後に寄った書店で、結人は不思議な力を持つ少女に導かれ、いつの間にか松野を交通事故から助けていた。
自分を歌扇野高校に住み着く座敷わらしだと名乗った旧制服の少女、和歌子。
そして親しくなったクラスの人気者、孝慈。
和歌子の予知能力「未来写真」を使い、四人は、今まさに不幸になろうとしている町の人々を救う人助けを始める。
やがて学校の関係者全員に降りかかる大きな不幸を防ぐために。
人助けはやがて、結人と孝慈、そして松野、それぞれの隠された過去に繋がって――。
幸運をつかさどる少女に振り回されつつも明らかになっていく、「あの夏」の真実とは?
高校生の未熟さ、不器用さを自覚しながらも、全力で光を求めて駆け巡る、青春&座敷わらしファンタジー
*
マイ・ハイスクール・ダイアリーズ
あれから5年の月日が経った。
イタリアの港町にあるピエトロ・ガリレイ中学校。
その中学校に通う中学生の青春ダイアリー。
Netflixイタリアドラマのマイ・スクール・ダイアリーズの完全オマージュ作品!
あの続きを勝手に想像し、描く物語。
ヲワイ
キャッチコピー
「わたしはまだ、捕まってへんで――さあ、ヲワイのはじまりや」
卒業式の前日。
3年生に贈るお祝いの黒板アートの制作を、担任から指名された素行の悪い2年生グループ。そして彼らのお目付け役として、クラス委員長。そこへ、完成具合を確認するために教室へやってきた教師たち。
そのとき、校内放送が流された。
放送で流れる歌声は1年前に、校舎の屋上から飛び降り、死亡した女子生徒の声。
悪質な悪戯だと思われたが、続けて、明らかに録音とは思えない、死んだ生徒の声が放送される。
「わたしはまだ、捕まってへんで――さあ、ヲワイのはじまりや」
彼女の復讐が、はじまった。
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Head or Tail ~Akashic Tennis Players~
テニスでは試合前にコイントスでサーブの順番を決める。
その際、コインを投げる主審が選手に問う。
「Head or Tail?(表か、裏か)」
東京五輪で日本勢が目覚ましい活躍をみせ、政府主導のもとスポーツ研究が盛んになった近未来の日本。
テニス界では日本人男女ペアによって初のグランドスラム獲得の偉業が達成され、テニスブームが巻き起こっていた。
主人公、若槻聖(わかつきひじり)は一つ上の幼馴染、素襖春菜(すおうはるな)に誘われテニスを始める。
だが春菜の圧倒的な才能は二人がペアでいることを困難にし、聖は劣等感と“ある出来事”からテニスを辞めてしまう。
時は流れ、プロ選手として活動拠点を海外に移そうとしていた春菜の前に聖が現れる。
「今度こそ、春菜に相応しいペアになる」
そう誓った聖は、誰にも話せなかった“秘密のラケット”の封印を解く。
類稀なる才能と果てしない研鑚を重ね、鬼や怪物が棲まう世界の頂点に挑む者たち
プロの世界に夢と希望を抱き、憧れに向かって日々全力で努力する追う者たち
テニスに生き甲斐を見出し、プロさながらに己の限界を超えるべく戦う者たち
勝利への渇望ゆえ歪んだ執念に憑りつかれ、悪事に手を染めて足掻く者たち
夢を絶たれその道を諦め、それでもなお未だ燻り続ける彷徨う者たち
現在・過去・未来、遍く全ての記憶と事象を網羅した「アカシック・レコード」に選ばれた聖は、
現存する全ての選手の技を自在に操る能力を手に、テニスの世界へ身を投じる。
そして聖を中心に、テニスに関わる全ての者たちの未来の可能性が、“撹拌”されてゆく――
窓の中のWILL―勇士様は高校生! 凸凹トリオが世界を救う―
三代続く寿司屋の跡取り息子、博希。
両親に溺愛されている男の娘、五月。
華族の子孫でガチガチの古風育ち、出流。
同じ高校に通う幼馴染の三人は最近、同じ夢ばかりを見ていた。
そんなある日、
「沙織が失踪した?」
クラスメイトの少女が姿を消した噂を聞き、校内の温室へと忍び込む三人。
だがそこで観葉植物に襲われ、異世界・コスポルーダへ転移してしまう。
コスポルーダは【戦う】という言葉も概念もない、平和な世界だったが
突然にやってきた侵略者に蹂躙され、世界を治める姫は魔法で花に変えられ、
民はそれぞれの都市で苦しい生活を強いられていた。
「君たちは【伝説の勇士】だ」
三人は転移先で出会った神官・スカフィードに乞われ、
沙織を捜しながら【伝説の勇士】として戦うことになってしまった。
やがて侵略者の手は博希たちの世界にも及び始める。
七つの都市を平定し、侵略者を倒すことはできるのか。
旅をする中で出会う様々な人々と交流しながら、
博希たちは自らが抱える問題や悩みとも戦っていくことになる。
1999年執筆開始(!)の異世界ファンタジー全面改訂版、ここに開幕。
想喰姫
「誰もが何かを忘れたがっている」
とある高校の美術部員・風間想太は、意識を失った少女・姫神白亜を介抱する。
透き通るような白い髪を持った彼女は、自らを妖(あやかし)と称し、秘匿していた不思議な力を披露する。
秘密を共有することになった二人。やがて彼らは自らを縛る過去の記憶と向き合っていく――
【キャッチコピー】
忘れたいこと。忘れたくないこと。
記憶と想いを巡る青春ファンタジー。
<登場人物紹介>
風間想太(かざまそうた)
高校二年生。美術部員。
穏やかで大人しい少年だが虚無感に苦しんでいる。
姫神白亜(ひめかみはくあ)
想太の同級生。妖精を思わせる美貌の少女。
他者の記憶を奪い取る能力を有しており、妖(あやかし)を自称する。
神坂恋花(こうさかれんか)
想太と同じ美術部員。
明るく人懐こいムードメーカー。想太とは中学校からの友人。
姫神秀玄(ひめかみしゅうげん)
白亜の兄。小さな診療所を営んでいる。
運がツイてる僕(ボク)
僕は、学校では失敗だらけの冴えなくて自称陰キャの男子高校生になるのだが。学校に行くと何故か体育のバスケットでは大活躍。そんな僕は、中学のときは運がついていないが高校に入学すると...
というアニメが好きな僕の青春日常
UMAのユマは歌いたい
音楽×ウサ耳×宇宙人!?新感覚青春コメディが今、幕を開ける!引っ込み思案でひとりぼっちの主人公=山田零一郎。彼は音楽&ギターとの出会いにより、大学の軽音楽部で青春を謳歌しようと考えていた。だが現実は甘くなかった。そんな時、落ち込む彼は謎のウサ耳美少女と出会う。彼女の名前はユマ。惑星調査に来ていた宇宙人だった。
当作品は、音楽物の青春コメディです。といいましても、音楽ナシでも十分楽しめるものとして書いていく所存です。また、ドタバタコメディでありながら青春ドラマにしていければとも考えております。
なお、ヒロイン登場は三話からになりますが、最初から読んで頂けると幸いです。
というわけで、読んでくださった方が、少しでも楽しんでいいただけたなら作者として幸甚の極みです。
未洗練な僕らは仮面の下で恋をする
俺と恋しませんか?
容姿はいいけどクールぶってスカしたところがある高校生の綾瀬大雅は、同じクラスの成海さんが好き。
他の子とは違って表裏がなく可憐な成海さんに元々惹かれていた大雅だったが、大きく恋愛対象として傾いたきっかけは突然決まったアルバイト先でのこと。
子供たちのヒーローであるレイを急遽演じる羽目になった大雅は、見事黒歴史を作ってしまう。そんな彼を救ったのが、ヒーローショーを観に来ていた成海さんの存在だった。
大雅はレイの姿で成海さんに恋心を抱き、成海さんは一生懸命なレイが大好きになる。だがイケメンで人気者の麻生も実は……。そこに成海さんの友達も加わり、五人の想いは交錯していく。
主人公3人の視点で描く恋と友情の成長物語です。
※表紙は「PixAI」様で生成し編集したものです。
晴れときどき猫耳のきみ
ある日、空から落ちてきたのは男の子だった。その男の子の頭には黒い猫耳がくっついていた。
「僕はハル。きみが飼っていた猫のハルだよ」
「ははは。まさか嘘でしょ」
そして猫耳男子とわたしの日々が始まった。
☆彡イラストはPicrewで作成
白い彼女は夜目が利く
真夏の夜、涼しい風が吹くその場所で、彼女を見つけた。
何の変哲もない男子高校生、神埼仄は小学生の頃一目惚れした少女を忘れられずにいた。
そんなある日、一人の少女がクラスに転校してくる。
その少女は昔一目惚れしたその少女とそっくりで……。
それからだった。
彼の身の回りでおかしなことが起こり始めたのは。
◆ ◇ ◆ ◇
怪異に恋する現代和風ローファンタジー。
貴方はそれでも、彼女を好きだと言えますか?
2日に一回、21時定期更新予定。