#聖書 の作品
もう一人の男
―――そこは、父無し子たちの場所。
ローマの兵隊で、イスラエルに徴税に来た彼は、盗賊団に拾われ『真槍』という名前をもらう。
彼が山賊に受け入れられたのは、彼がイスラエル人の血を引いていること。
そして何より―――真槍が、強姦されて生まれたからだった。
神の子イエス、人間イエス、史的イエス。数多くの「イエス学」をかじった現役カトリック信者によるもうひとつの「イエス」像―――即ち、「魔術師イエス」による、もうひとつの聖書物語。
※本編は時代考証上、差別的表現・言動が扱われていますが、本編にそれらの差別を助長・推進する意図はありません。
いくそす。ふぁんぶっくす。Ⅰ~カリオテの男編~
(解説を)求めよ。さらば与えられん。
好評のうちに完売した処女作「カリオテの男」。しかしこの作品には致命的な欠点があった―――。 だれも! 作者のネタが通じないのである!! というわけで、解説編です。
※本作は、同人誌並びに電子書籍よりの移植です。