#短編 の作品
Meteorite Deliver
少年が生まれて初めて流れ星を見た次の日、町に隕石が落ちた。
日本に飛来した隕石の中で最も大きなものだったが、幸い被害は無かった。
少年は隕石をその目で確かめる為、幼い妹と二人、小さな旅に出る。
ヒマワリちょんぎり魔
街のヒマワリがちょんぎられる事件が起きて。
人死にの無い謎解きモノです。
キャッチコピー:犯人は愉快犯なのか何かの暗示なのか、それとも
恋文百景
『一通の恋文。数珠繋ぎの右往左往。百の風景のそのまた一部の物語。』
港町の秋祭り。
立花隆一はかつて告白し損ねた少女、鈴木桜子に再会する。
桜子は上だけを見て歩いていく。
ところかまわず、無類の美しさを振りまいて、周囲の有象無象を狂騒に駆り立てる。
もちろん、隆一も例外ではない。
桜子に想いを伝えるのだ!
そう、隆一は決意した。
川をさかのぼり、木をよじ登り、県道を走り抜ける。
東奔西走の行く末やいかに。
ショートムービー的短編です。
登場人物
立花隆一(たちばなりゅういち):主人公。桜子が好き。
立花深雪(たちばなみゆき):隆一の妹。兄が心配。
舘林保(たてばやしたもつ):隆一と深雪の幼馴染。なぜだか走る。
鈴木桜子(すずきさくらこ):天衣無縫の美少女。四年前にお引越し。
(カバーイメージはノーコピーライトガール様からお借りしたイラストを一部改変して作成しております。)
はーとどろっぷ☆らぶれーしょん
奇跡の神社があるんだってさ。
★
タイトルの「らぶれーしょん」ですが、「ラブ」と「オペレーション」の合体になります。
短いのでサクッと読めます。
一読していただけたなら幸いです。
降る火 - 女子高生達が打ち上げ花火を間近で見るお話
高校最初の夏休み。
部活の仲間と五人で花火大会へ。
打ち上げ花火を生まれて初めて近くで見た女子達の、なんてことないお話。
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現代モノをほとんど書かない弓屋ですが、
今回は『夜見ベルノ小説大賞』に参加するべく
5,000字以内の短編という事で、
珍しく現代モノを引っ張り出してきました(笑)
発表は7月とのことなので、真夏の夜のじっとりした空気に火薬の煙が微かに漂う夏のお話です。
『夜見ベルノ小説大賞』という事で当初は男性語り手のお話にしようかと思いましたが、
ボイスドラマ化がMi→RiSEさんという事なら女子メインのお話が良いかしら? と思った次第です。
男性視点の夏のお話も5000字以内の原稿が手元にあったため迷ったのですが、こちらはまた次の機会に投稿させていただこうかなと思います♪♪
僕はアサシンちゃんに狙われたい。
異世界ナロピアンのゾリゲン王国領土内の街。
ここに蔦に覆われた屋敷があり、そこには一人の魔術師が住んでいる。
名前はフリッツ・パウルゼン。黄朽葉色の髪を持つ彼は少々変わった性格をしていた。
人間が手を出してはならない闇属性の魔法を研究していたのだ。
闇属性の魔法は魔族が使う禁断の呪文――それに手を出すフリッツは危険人物。
そんな彼が暗殺されるターゲットにされるのは言うまでもない。
「死んでもらうぞ――フリッツ・パウルゼン」
ある晩、女暗殺者に寝込みを襲われる。
とうとう闇ギルドから刺客が来たのだ。
「今日がお前の命日だ」
今まさにフリッツの命が絶たれようとしていた。
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おかしな魔術師と女暗殺者の短編ダークコメディ。
テーマは『情念の危険性』
一方的な人の想いほど恐ろしいものはない。
どうせ今は月しか見てない。
夜更けにコンビニへ行きたいと言い出した仁奈につられ、私と仁奈は夜道を歩いていく。なんでもない日の私たちの話。いいよ、どうせ今は月しか見てない。
「またオレ何かやっちゃいました?」
銀行強盗に巻き込まれた主人公。
同じく巻き込まれた少女や強盗犯の男を相手に、すったもんだの騒動を引き起こす!
彼の行動は、全て計算尽くのものなのか。
それともーー。
死がふたりを分かつので
つい先日、自殺してしまったクラスメイトの女の子。
その彼女が、変わり果てたおぞましい姿となって、夜な夜な俺の元に現れる。
どうやら、俺にバレンタインチョコを渡せなかったことが心残りらしいのだが……。
オカルトとロジック、死と恋とが交錯する異色の青春ホラー短編。全3話完結済み。
魔法少女は恋の夢を見てる時間がない
人々の夢に巣食う、夢魔を退治することを使命とする、魔法少女のなつみ。
与えられた使命に毎夜奮闘するなつみだが、そんな彼女にも人知れず悩みがあった。
それは、戦いの寝不足により肌荒れをおこしていること。
「人々を夢魔から守りことと自分の肌荒れ、どっちが大事なの?」
「そんなの、肌荒れに決まってるじゃない!」
治らない肌荒れに悩みながらも、今宵も人々のために戦う。
しかし憧れの先輩拓真に、荒れた肌を至近距離で見られてしまった!
ショックで、戦えなくなるなつみ。
恋と使命の間で揺れる、なつみの決断とは?
1万字程度の短編となっています。
魔法少女ってゼッタイ寝不足だよね……?と考えたところから始まった魔法少女ファンタジーです。