#現代ファンタジー の作品
明顕のロストエンド
アレグレント王国の王女ロゼリアは、その国の騎士トルエージュと相思相愛の仲だった。
だがある日、父親の国王グラストに恨みを持つ魔女アリシアに襲われ、恋人の騎士トルエージュは死亡、王女ロゼリア自身は魔女の呪いで不老不死となってしまう。
永遠の愛を信じるロゼリアは、トルエージュの魂との再会を願い、長き眠りにつくのだが──。
そして時は流れ、アレグレントの国も遥か昔に滅んだ、現代の日本で。
数百年の時を経て生まれ変わったトルエージュは、高校生・神邑暁(かみむらさとる)となって生活していた。
恋愛にまるで興味のない暁であったが、不思議な雰囲気を持つ転校生の樺凪璃亜(かばなぎりあ)と出会い、暁は恋を知ることとなる。
神邑暁と樺凪璃亜の恋愛模様、そして、魔女との因縁の闘い。
ちょっと不思議で複雑な現代ファンタジー、ここに開幕。
輪廻転生──あなたは、永遠に続く愛の存在を信じますか?
世界の黄昏に物ノ怪の姫は少年に恋をする
■ キャッチコピー 世界は終わり、少年と物ノ怪の姫との恋が始まる。
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物語は人類が滅亡した直後から始まります。人類最後の生き残りである少年のぞみは、生き残る為に物の怪の姫の庇護を受ける。しかし、それは奴隷契約だった。ありとあらゆる妖の頂点に君臨する物ノ怪の姫であるタマモはのぞみに全てを望みます。肉体と心を。それはタマモの恋の証明でもあり、いつしか二人は奴隷契約など忘れてお互いに依存し合い愛し合う様になる。これは、世界の黄昏で織りなす種族の垣根を超えた純愛物語。
●あらすじ
ある日、盲目の少年、高天のぞみが目覚めると世界に黄昏が訪れていた。のぞみを除く全人類が消滅したのだ。理由は定かではない。だが、そのせいで人間を糧にしていた妖世界も滅亡の危機に瀕していた。飢えた妖に襲われるのぞみ。その時、救いの女神が現れる。金色毛肌の狐耳の少女。名をタマモ。純真無垢な姿形をしている美少女だが、彼女こそ三大妖怪王の一角。『物ノ怪の姫』と呼ばれ畏怖される存在だった。