#現代 の作品
東京ミュータント物語
西暦2043年。日本では約7000人の人々が遺伝子の突然変異によってミュータントと呼ばれる超能力者と化していた。そして各地では一般人達によるミュータント達への差別や迫害がちょっぴりとあった。そんな日本の東京に住むミュータント男子高校生の燈焔火はある日起きた出来事をきっかけにイカれた殺人ミュータント達と戦う事となる。
恋愛登山道一合目
菅沼真紀、二十九歳。他では見られない高収入・好待遇と引き替えに、一見カタギ、しかし実質真っ黒な桜査警公社に入社して早七年。防犯警備部門に配属された直後は人生の汚点と呼ぶべきトラブルに巻き込まれるも、その事件がきっかけでつけられてしまった不名誉なあだ名を払拭すべく仕事に邁進し、上司や同僚からの信頼も厚い存在となる。
そんな彼女に上層部から直々に持ち込まれた、かなり訳アリ人物の身辺警護業務依頼。かなり不審に思いつつも、社の実質トップからの指名に仕事を引き受けた真紀。しかしその裏側には、やはり真紀が推察した通りろくでもない事情が存在していた。
その警護対象者の周りで発生する嫌がらせや襲撃に、否応なく巻き込まれる真紀。しかし仕事と割り切り悉く撃退していく彼女だったが、当の健介やその友人の態度が怪しすぎ、真紀は内心で不審者扱いしていた。
訳が分からない意味深な台詞と、苛立たせる行動に辟易しつつもプロ根性で警護任務をこなしていく真紀。しかしある襲撃事件がきっかけで、お互いに相手の素性が完全に白日の下にさらされる事となった。歓喜する健介だったが、真紀としてはろくでもない事件の首謀者とその背景が明らかになっただけで、大して感慨もなく、ただ今回の騒動を契機に抜け目なく北郷議員陣営から搾り取るだけ搾り取った上層部の腹黒さと容赦のなさに呆れ果てるだけだった。
一方の健介は、一から真紀とやり直そうと決意し、意気揚々と桜査警公社に乗り込むが、真紀にたどり着く前に盛大なしっぺ返しを食らった挙句、全く自分に無関心な真紀に、最後のとどめを刺されて放り出されることになる。そんな大小様々な騒動を巻き起こしつつも、真紀を含む桜査警公社の面々はいつも通りの世間では非常識な、しかし自分達にとっては常識的な日常を過ごしていくのだった。
【裏腹なリアリスト】スピンオフ作品。世間の常識は公社(うち)の非常識を地でいく桜査警公社で奮闘する、真紀の活躍を書いていきます。カクヨムからの転載作品です。
コンプレックス ~心に傷を抱えた少女の一年間~
コンプレックスと心の闇に支配された少女の苦悩と成長の一年間
すべてを諦めた少女・幸子。
そんな幸子が初めて出会う本当の友だち。
そして、芽生える恋心。
自らが抱えるコンプレックスと心の闇に苦悩しながら、
少しずつ成長していく幸子と、幸子を取り巻く仲間たちの一年間。
※毎日 午前11時 更新
※この作品はフィクションです。作品に登場する人物・団体・楽曲などは、すべて創作・架空のものです。
バイタイスキル・オフライン〜高校生スキマバイターの怪談殺し〜
「お前に罪はないのかもしれないが、あの人のために死んでもらう」
人気のVRゲーム「バイタイスキル・オンライン」は怪異や都市伝説の存在にも攻撃ができる。そんな噂を知った風変わりな空見流々斗(そらみるると)。
彼は昔出会った座敷童が、現代の都市伝説が生まれるごとに忘れされていくことを知る。妖怪の死。すなわち忘れ去られること。
初恋の人を殺さないために。
「バイタイスキル・オンライン」の力や悪い怪異や都市伝説を抹消するために作られた変わり者集団「月盟団」を利用して、都市伝説抹殺に挑んでいく。
空見流々斗は幼馴染で初恋相手の座敷童にもう一度会えるのか。
全ての怪異を殺すことができるのか。
Head or Tail ~Akashic Tennis Players~
テニスでは試合前にコイントスでサーブの順番を決める。
その際、コインを投げる主審が選手に問う。
「Head or Tail?(表か、裏か)」
東京五輪で日本勢が目覚ましい活躍をみせ、政府主導のもとスポーツ研究が盛んになった近未来の日本。
テニス界では日本人男女ペアによって初のグランドスラム獲得の偉業が達成され、テニスブームが巻き起こっていた。
主人公、若槻聖(わかつきひじり)は一つ上の幼馴染、素襖春菜(すおうはるな)に誘われテニスを始める。
だが春菜の圧倒的な才能は二人がペアでいることを困難にし、聖は劣等感と“ある出来事”からテニスを辞めてしまう。
時は流れ、プロ選手として活動拠点を海外に移そうとしていた春菜の前に聖が現れる。
「今度こそ、春菜に相応しいペアになる」
そう誓った聖は、誰にも話せなかった“秘密のラケット”の封印を解く。
類稀なる才能と果てしない研鑚を重ね、鬼や怪物が棲まう世界の頂点に挑む者たち
プロの世界に夢と希望を抱き、憧れに向かって日々全力で努力する追う者たち
テニスに生き甲斐を見出し、プロさながらに己の限界を超えるべく戦う者たち
勝利への渇望ゆえ歪んだ執念に憑りつかれ、悪事に手を染めて足掻く者たち
夢を絶たれその道を諦め、それでもなお未だ燻り続ける彷徨う者たち
現在・過去・未来、遍く全ての記憶と事象を網羅した「アカシック・レコード」に選ばれた聖は、
現存する全ての選手の技を自在に操る能力を手に、テニスの世界へ身を投じる。
そして聖を中心に、テニスに関わる全ての者たちの未来の可能性が、“撹拌”されてゆく――
さんめーとるカノジョ
高校入学式当時、中学を卒業し今日から高校生になる翔太は念願の高校生活にとてもワクワクしていた。そしてその学校の同じクラスには一人だけ並みはずれた身長の高さをした女がいた、その女は上野という名前でクラスや学校の人達から一目置かれる存在になった。
翔太は上野とはそこまで関りは無かったがとあるきっかけで親しくなった、翔太は身近に次元の違う身長をした上野とその友達がいる中で少し変わった非日常な日々が始まるのだ。
裏で人を殺め表で人の命を救う仕事をしながら食う飯はうまいです
東京の巷で噂の殺し屋がいた、その名はシゲルヒメ。彼女は殺し屋であり完璧な仕事をする、だがあくまでこれは裏の姿である。
そして表では東条明音という名前で日常生活を送り仕事は医者で病院に運ばれた患者の命を助けている。この物語は表では医者として人の命を助け、裏では殺し屋として依頼を受けたターゲットを殺す東条明音の日々を描いた物語である。
最後列のファンタジスタ~禁断の移籍を敢行した日本人キーパーは、神秘のヴァルセロナ美少女との邂逅で超越する~
《アルファポリスキャラ文芸月刊(2020/9)人気順21位》
《同日間(2020/9/26)9位》
《エブリスタ青春ジャンル日刊ランキングで2020/8/22に63位、8/6に69位》
《小説家になろうネット小説大賞2次落選》
(一次落選も多数です)
禁断の移籍。それはサッカー選手の宿敵のチームへの移籍を意味し、移籍元のファンは時に荒れ狂い怒り狂う。
天才キーパー神白樹は幼少時からスペインの超強豪サッカーチーム、ルアレ・マドリーダの下部組織に所属しており、ファンに愛されていた。だが神白は15歳で、ルアレの永遠のライバルチームであるヴァルセロナSCに移籍する。
18歳になった神白は、ヴァルセロナの下部組織の年齢別カテゴリの頂点、フベニールAに所属していた。そして試合に出場し、PK戦に臨む。しかし神白の目の前に、怒れるファンが投げた豚の頭が落下する。ファンから逃げて、スタジアム内のチャペルに逃げ込む神白。そこで慶長遣欧使節団の末裔の少女が天から舞い降りてきて……。
温厚篤実で努力家ながらも過去の移籍が原因で心の闇を持つ青年が、神秘的な美少女との出会いを通じて自分の殻を破り成長する様を描きます。
(作者はサッカー経験者で、海外サッカーの大ファンです。サッカー物で新人賞一次も数度通過しています)