#王子 の作品
フライ・ア・ジャンプ~絵から始まる事件~
【ダブル・シャッフル】続編。
近衛騎士団に籍を作り、結婚したはずなのに婚家の面々も味方につけ、独身寮で遅れた青春を謳歌していたアルティナだったが、予想外の騒動に巻き込まれる事に。
友人の趣味が高じて購入した絵がきっかけで、第二王子が絡んできた上、アルティン時代の前任者のアトラスが、麻薬密輸の情報を掴んで王都に来訪。そして有名画家の経歴詐称疑惑まで発展し、王太子の命の下、近衛騎士団で密かに調査を始めるが……。
相変わらずアルティン内在と偽っているアルティナが、巻き込まれた陰謀を暴いて黒幕を粉砕しつつ、友人の恋模様を見守りながら奔走。「カクヨム」からの転載作品。
乙女ゲームの悪役令嬢になったから、ヒロインと距離を置いて破滅フラグを回避しようと思ったら……なぜか攻略対象が私に夢中なんですけど!?
「イザベラ、お前との婚約を破棄する!」「はい?」悪役令嬢のイザベラは、婚約者のエドワード王子から婚約の破棄を言い渡されてしまった。男爵家令嬢のアリシアとの真実の愛に目覚めたという理由でだ。さらには義弟のフレッド、騎士見習いのカイン、氷魔法士のオスカーまでもがエドワード王子に同調し、イザベラを責める。そして正義感が暴走した彼らにより、イザベラは殺害されてしまった。「……はっ! ここは……」イザベラが次に目覚めたとき、彼女は七歳に若返っていた。そして、この世界が乙女ゲームだということに気づく。予知夢で見た十年後のバッドエンドを回避するため、七歳の彼女は動き出すのであった。
プリムスの伝承歌—宝石と絆の戦記—
少年は戦う。愛する国と大切な人を取り戻すために。宝石と魔法、人々の思いが交錯するファンタジー戦記。
ウィンクリア・ルナーエは『いらない王子』だった。
魔法の力を宿す「宝石」をもって繁栄してきた国、ルナーエ。
女王君主制により王位継承を持たない第一王子ウィンクリアは、建国当初から続く悪しき弊風により不遇な扱いを受けていた。
愛する両親と双子の妹、護衛騎士クラルスに助けられながら心優しい少年に成長する。ウィンクリアとクラルスは互いに信頼しており、心の支えになっていた。
女王である母から告げられる「宝石」の秘密。同盟国の不穏な動き。ある日を境にウィンクリアの日常は急転することになる。
全てを受け入れるにはまだ幼い、『いらない王子』と蔑まれた少年は、それでも愛する人たちのために剣を取る。
聖女の位を奪われたけど、精霊の加護は私に与えられたようです
〈聖女になれなかった聖女の物語〉
聖女の位を奪われた。
子供のころから憧れていた聖女になるため、魔法学園で努力して、ついに首席を獲得した私。
聖女に選ばれ、第一王子との婚約も決まり、即位式の日を迎えた。
――突然、聖女の位は剥奪だと言われた。
公爵令嬢を聖女にするため、私が不正を行ったことにされたのだ。
私は学園の卒業資格まで奪われ追い出される。
孤児院出身で帰る場所もなく途方に暮れる私の前に現れたのは、
――学園で同級生だった隣国の貴族ジルだった。
魔法使いとして自分の元で働くことをジルに誘われ、私はついていくことにする。
聖女のことなんか忘れて、私はできることをやって生きていく。
そう思っていたら、あることがきっかけで
――聖女になるのに必要な精霊と契約を結ぶことになった。
真の聖女の代わりに聖女の力を手に入れてしまった私は、ある秘密を抱えたジルと共に自分の居場所を見つけていく。
※小説家になろう、ラノベストリートで掲載しています。
悪役令嬢の怠惰な溜め息
KADOKAWA電撃文庫、電撃の新文芸にて『悪役令嬢の怠惰な溜め息』第3巻まで発売。
ほしの総明さまによるコミカライズ連載が、コミックウォーカー、フロースコミックで毎週金曜掲載中。コミック第5巻が12/5に発売。
都会の片隅でオン(仕事)とオフ(娯楽)に邁進し、それなりに人生を充実していた女性が、何がどうなったか乙女ゲーム《クリスタル・ラビリンス》の世界に悪役令嬢として転生した上、前世の意識と知識が覚醒。その結果彼女は、仕事が無いなら娯楽を追究するしかないじゃない!とばかりに、世間の常識と認識をぶっ潰し、変革し、新規組織を構築するとんでもない人物へと成長する。挙句の果て、自分の行動に制限をかけるのが明らかな王太子との婚約を破棄に持ち込むため、周囲を巻き込んで暗躍する事に。
これは暴走悪役令嬢による、ヒロイン希望勘違い令嬢と迂闊王子の粉砕記です。(間違っても王道乙女ゲームの話ではありませんので、そこの所は何卒ご了解下さい)
カクヨムからの転載作品。
婚約破棄ですか? 殿下の呪いを抑えているのは聖女である私ですよ? 陛下も怖い顔をしていますが
「エレナ! お前のような女との婚約は破棄させてもらう!」
「え? 本気ですか? シュバルツ殿下」
この国の王子であるシュバルツ殿下が、突然大声で私との婚約破棄を宣言した。
「聖女エレナ殿との婚約を破棄だと?」
「殿下は何を考えておられるのか……」
周囲からそういった声が聞こえてくる。
「シュバルツ! お前はいったい何を言っておるのだ!」
玉座に座る陛下が声を荒げる。
「父上! この自称聖女と結婚するなど、私は嫌なのです! 可愛げの1つもない! 私はカトレアと結婚します!」
自称じゃなくて教会からムリヤリ認定されたんだよ。それに、可愛げがなくて悪かったな。私も、我が家と王家との政治的な繋がりがなければ、あんたなんかお断りだよ!