#猫 の作品
有能侍女、暗躍す
【猫、時々姫君】【ものぐさ魔術師、修行中】続編。
貧乏子爵家の長女として生を受けたエルセフィーナは、十二歳の時に運命的な出会いを果たす。それはとんでもない波乱に満ちた、周囲を嘆かせる人生への第一歩だった。うっかり隠密組織デルスに加入する事を認めてしまったファルス公爵と、預かった彼女の才能をうっかり伸ばしてしまったジーレスは頭を抱えてしまったが、大人達の思惑など構う事無く、彼女はソフィアと名を変えて八面六臂の活躍を始める。
訳あって王宮勤めをする事になってからも、如何なく有能ぶりを発揮している、第一王女シェリル付き侍女ソフィアと、彼女に想いを寄せる元王子サイラスが巻き込まれる、騒動についてのお話です。
「カクヨム」、「小説家になろう」からの転載作品。
猫、時々姫君
自覚皆無の凄腕魔術師の義姉エリーシアと、王都の端の森の中で、ひっそりと暮らしていた黒猫のシェリル。困った事と言えば物心つく前から自身に施されている術式のせいで、満月の夜にしか人間の姿に戻れないという、実にのんびりとした生活を送っていたが、とある月夜に予想外の侵入者が現れた事で、一転波乱の人(猫)生に。
実は彼女は行方不明の王子様ならぬ王女様で、れっきとした家族が存在していた事が明らかに。そして彼等との対面と再会の感動も冷めやらぬうちに、何故か自身の偽者が堂々と出現してきた!?
猫生活&スローライフが長かった為、ちょっと常識に疎い王女様と、一見しっかり者でも結構無頓着な義姉が織り成す、王宮ライフストーリー。
「カクヨム」からの転載作品。
涙が呼び込む神様の小径
不思議なアパートが存在するという噂があった。
そこには、龍や天狗が住んでいるとか。
それも子供の頃の記憶。
***
ある日突然、康成の親友の智也が身代わりになって逝ってしまった。
子供の頃からの友だったのに……。
康成は自分を責め引きこもってしまう。高校もやめて心を閉ざしてしまうのだが、神の姿が見えて声も聞こえるという不思議な力のある祖母によって救われる。
以前は、康成もそうだった。なぜ、その力を失ったのかは子供時代に遡る。
そして、亡き友の智也には妹のこころがいることを思い出す。こころは、康成を恨んでいるのか?
そうだとしても、両親がいないため施設にいるこころを守らなければと、康成は思い祖母に頼むこととなる。
そんな康成もまた祖母の家で暮らすことに。
康也とこころは祖母の家で一緒に!?
康成は以前のように霊感が戻り始める!?
*(過去作品を加筆修正しての投稿)