#女子高生 の作品
ようこそリスベラントへ
日欧ハーフの来住藍里(くるすあいり)は、父親の遺伝子を色濃く受け継いだ兄二人とは異なり、母親の遺伝子を色濃く継いだ純日本人顔の女子高生。日本生まれの日本育ちで、父の故郷アルデイン公国へもこの何年かは足が遠のき、自分がハーフである事実すら忘れかけていた彼女だったが、とある襲撃事件が勃発して平凡な日常生活が一変する事に。
実は父親の故郷には裏世界が存在し、そこは階級社会なくせに超実力主義な、魔女の末裔達が暮らす国だった!? 更に不幸にも建国の聖女(魔女)と同じ形の痣が身体に現れた事で、藍里の周囲でトラブルが多発。のんびり女子高生ライフから一転、否応なしにやらなきゃやられるサバイバルライフに突入する羽目になった藍里の、悲喜こもごものストーリーです。
「カクヨム」からの転載作品。
さんめーとるカノジョ
高校入学式当時、中学を卒業し今日から高校生になる翔太は念願の高校生活にとてもワクワクしていた。そしてその学校の同じクラスには一人だけ並みはずれた身長の高さをした女がいた、その女は上野という名前でクラスや学校の人達から一目置かれる存在になった。
翔太は上野とはそこまで関りは無かったがとあるきっかけで親しくなった、翔太は身近に次元の違う身長をした上野とその友達がいる中で少し変わった非日常な日々が始まるのだ。
降る火 - 女子高生達が打ち上げ花火を間近で見るお話
高校最初の夏休み。
部活の仲間と五人で花火大会へ。
打ち上げ花火を生まれて初めて近くで見た女子達の、なんてことないお話。
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現代モノをほとんど書かない弓屋ですが、
今回は『夜見ベルノ小説大賞』に参加するべく
5,000字以内の短編という事で、
珍しく現代モノを引っ張り出してきました(笑)
発表は7月とのことなので、真夏の夜のじっとりした空気に火薬の煙が微かに漂う夏のお話です。
『夜見ベルノ小説大賞』という事で当初は男性語り手のお話にしようかと思いましたが、
ボイスドラマ化がMi→RiSEさんという事なら女子メインのお話が良いかしら? と思った次第です。
男性視点の夏のお話も5000字以内の原稿が手元にあったため迷ったのですが、こちらはまた次の機会に投稿させていただこうかなと思います♪♪
童貞を60年守ったら、JKと結婚できた話
キャッチコピー
「ウソみたいな本当の話」
僕の母方の親戚に、一生シングルで終わりそうな定年前のおじさんがいた。
ある日、母が僕に言った。
「おじさん、結婚するらしいよ」
お相手の奥さんの年齢を聞いて、僕は飲んでいたお茶を吹きだした。
「なんだって? 母さん」
サヨナラ夢のプリンセス
私は夢を思い通りにできる。夢の中では自由だった。
なのに、夢が思い通りにならなくなって。
私は怪物と婚約することになっていた。
霊感の強い俺と、幽霊の私
霊感。それは神や仏から受ける霊妙な感覚、乗り移ったかのような力、それら霊的なものを感じ取る心などである。時に霊感が強すぎると幽霊や妖怪なども見えたり接触したりできるほど。
学生時代に過ごしていた田舎へ帰ってきた和貴はそこで一人暮らしを始める。借りたアパートは退去者が後を絶たないという、曰く付き物件であった。
並外れた霊感を持つ和貴は借りたアパート内で幽霊の少女、天音と出会う。彼女は亡くなる直前の記憶が無く、気がついたら幽霊となっていたらしい。
霊感の強い成人男性と幽霊の女子高生という異色な二人の共同生活が始まった矢先、同じ町内で怪奇事件が発生する。
きな臭さを感じた二人は現場に足を運んでみるが…
本作はそんな二人が
楽しく過ごしたり…
助け合ったり…
お互いのことを意識したり…
霊力を使って妖怪とバトルしたり…
多岐にわたる内容となっています。
果たして天音が亡くなった真相…とは。
みらいぎゅ -寂しがりやな誘拐犯をぎゅっと抱きしめるための7日間-
ココはどんなときでもスマホを手放すことができない、お喋りが大好きな女の子。
ある日、スマホの画面越しに未来から呼びかけてきた希代の天才、マトイに誘拐される。
誘拐の目的は、過去の改変。
他人に触れたことすらないマトイが求めるのは、家族との暮らし。それだけで誘拐!? どうしてそれが出来ない世の中なの!?
ココは決めた。不器用で世慣れないマトイの望みを叶えてから、穏便に過去に帰してもらおう。
ところが接触に慣れたいと言いながらも、ココに触れられるたび真っ赤になって飛び上がるマトイに、ココは次第に絆されていく。
二人きりの部屋の中で、一日毎に加速していく恋。
ココは過去に帰る決意を持ち続けられるのか?
二人の間に生まれる絆はストックホルム症候群なのか?
いつか時間の流れに隔たれる二人の、近未来誘拐ラブストーリー。
(ハッピーエンドです)
妹の友だちがグイグイ来る 〜彼女に立候補って? 急展開過ぎるんだが〜
「……わたし、お兄さんのことが好きだったんです。小学生の頃は、本当のお兄さんのような意味での好きでしたが。中学生になった頃からは、男の人として好きになりました」
「そ、そうだったんだ……」
俺のことを好きだと聞いて、素直にうれしい。
それはそうとして、今まで仁奈ちゃんのことは妹のように思っていたしな。
まあ、先ほどは成長した仁奈ちゃんにドキッとさせられたとはいえ。
「ねえ、お兄さん」
「な、なんだ?」
仁奈ちゃんが一拍置いて、口を開く。
「……わたしじゃ、ダメでしょうか?」
「ーー!」
仁奈ちゃんが上目遣いで、そう言う。
か、かわいい……!
ダメじゃない。
ダメじゃないがーー。