#バディ の作品
運搬野郎珍道中
俺か?俺はなアキヨシってんだ。仕事よりも三度の飯が好きなフリーの運搬屋さ。居住区から居住区へ荷物を運ぶ仕事さ。
食い物から機械、武器なんかも運んだな。ただ……あの仕事は奇妙だった。クボタの上様からの依頼だったんだがな。
え?内容はどうしたって?そいつは極秘……え?別に話しても構わないって?しょうがねぇなぁ。
あれはしばらく前……そんな昔じゃないって?いいじゃねぇかよ雰囲気だよ雰囲気。
俺はソロのポーターとして働いてたんだ。たまたま俺の故郷クボタに戻ることができた時の話だ……。
【キャッチコピー】
俺の相方は不思議っ子……かもしれない
忍びの星 ~落ちこぼれ甲賀忍者の無謀な挑戦~
善吉は、幼い頃より超一流のスター忍びになることを夢見る甲賀忍者の卵。里の忍術教室で長年にわたり修業を積むも、痩せっぽちで気弱な彼は、留年?をくりかえす落ちこぼれであった。師匠からは叱責され、家族からは疎まれ、女子からはバカにされる惨めな日々……。
今回もまた忍びデビューのチャンスを後輩に奪われた善吉は、さすがに心が折れかける。
「世界は広い! 里で忍びになれぬなら他国で仕官すればよい。それも一国一城の大大名に仕えるんじゃ!」
善吉の幼馴染で、タイプは正反対ながら、やはり落ちこぼれであるデブで無神経な太郎太が吠える。
それは恋あり友情あり、そして天下を揺るがす暗殺作戦ありという、想像を超えたいきあたりばったりの冒険のはじまりだった──。
本作は戦国時代が舞台ですが、歴史的背景はきわめて希薄です。〈甲賀の里〉以外の国や人物などはすべて架空のものです。半ファンタジーの青春コメディー忍者アクションとしてお楽しみください。
フェアリーリング・フェアリーテイル - 術界伝綺 -
〈重要なお知らせ 2021/11/09〉
本作は、魔導学校見学篇「Conclusion」の投稿をもちまして、連載終了させていただきました。
今までご愛読ありがとうございました。
なおカクヨム様と小説家になろう様の方では、引き続き連載続行致します。
精霊術(スピリチュアル・アーツ)――それは、「先天的に使える能力」である超能力と「後天的に学ぶ技術」である魔術の二つから成る、もう一つの科学。
精霊術を使える者は「術師 アーティスト」と呼ばれ、彼らは精霊術を知らぬ者たちの世界と分け隔てたところで「術師界 アーティスツ・ソサエティ」と呼ばれる社会を営んでいた。……
他の人ができて「あたり前」のことが、何一つできない高校生・青梅賢治。
得意なことや、これといった趣味もない彼は、ただ本を読んで、取り留めのないこと「考える」ことに耽って、自分の殻に閉じ篭もる日々を送っていた。
そんなとき彼の目の前に、魔術を使う大男に追われる少女・因幡現世に遭遇する。
現世は、全宇宙のエネルギーが集まる異空間「霊極 スピリット・シンギュラリティ」にアクセスすることができる超能力〔門 ポルタ〕を持っている術師であり、彼女は悪の術師たちにその力を狙われているのだ。
悪の術師に追いつめられる二人。だがその時、現世と感情を「共鳴」した賢治は、現世の超能力を共有して全宇宙のエネルギーとアクセスし、精霊術――魔術が使えるようになる。
賢治と現世は〔門〕の力を頼れる仲間の術師たちとともに守り抜いて、「霊極」の謎を解き明かしたものに与えられる術師の最高の位階、「魔導師 アデプト」の称号を目指すことになる。
だが二人が生きていくことになる術師の世界は、術を知らぬ世界同様、能力、貧富、人種、血筋、宗教などによる差別や偏見が渦巻く、分断と混迷を極める世界でもあった。……
世界の謎を解き明かす探究心を胸を弾ませるともに、人間としての「正しさ」とは何かを問う、現代ダークファンタジー。
※ 本作は以下の投稿サイト様にて、重複投稿をしております。
「小説家になろう」様
https://ncode.syosetu.com/n5924he/
「カクヨム」様
https://kakuyomu.jp/works/16816700427107470399