奔れ、強右衛門
天正三年(一五七五年)、武田軍一万五千が、奥平貞昌ら五〇〇の兵が立て篭もる長篠城へと攻め込んできた。
三〇倍の圧倒的な兵力差の前に、長篠城の落城は目前に迫っていた。
そこで徳川家康に援軍を求めるため、奥平家の足軽・鳥居強右衛門が一人、武田軍の包囲を潜り抜け、岡崎城へと走ることとなった。
強右衛門は無事、岡崎城へとたどり着けることができるか?
また、見事たどり着いたとて、果たして朗報を無事持ち帰ることができるのか?
織田の「鉄砲三段打ち」で名高い『長篠の戦い』の舞台裏に迫る!
完結 / 全1話
2022/04/28更新
歴史•時代