宇宙の作品
Meteorite Deliver
少年が生まれて初めて流れ星を見た次の日、町に隕石が落ちた。
日本に飛来した隕石の中で最も大きなものだったが、幸い被害は無かった。
少年は隕石をその目で確かめる為、幼い妹と二人、小さな旅に出る。
LAIKA CAME BACK
その日の仕事も、いつものように何事もなく終わるはずだった。
宇宙船『エウトピア』で働くタカヤがふとした物音に気付くまでは。
衛星軌道上に繋がれた宇宙船『エウトピア』で繰り広げられるほっこりお仕事SFストーリー。
フローズン・ハードボイルド・エッグ
地球温暖化が進んでいた地球。ある日宇宙のどこかから異星人「熱食人ヒーティヴォア」がやってきたことで、地球は燃え尽きることなく今年も平凡な冬を満喫できている。
寒さに舌打ちするイマドキの平凡な高校生「ぼく」は、金魚鉢みたいなヘルメットの宇宙服を着こんだ熱食人の「先輩」と映画を観に行くことに。
ファミレスで向かい合う高校生と、金魚鉢頭の宇宙人。
冷めたドリアと灼熱の焼き石が並ぶテーブル。
ちぐはぐな二人が交わすのは、映画の感想に、進路相談に、ルームシェアの話。
これは、いつか星の海の端っこで、地球が凍り付いた堅ゆで卵になってしまうまでの、長い長い先送りの物語。
すこしふしぎな光景をやんわりとお届けする、SF青春短編。
これは2021年に集英社Webマガジンコバルトで募集された「ディストピア飯小説賞」応募作でした。
最終選考には残りましたが、残念ながら入選ならずでした。
ほのぼのお楽しみいただければ幸いです。
銀河オーバードライブ(‘21 version)
〜なあ、行ってみないか? 宇宙とやらに〜
人類が宇宙進出を果たせた未来。
ワタル、レイ、セイジの高校生3人はある日、使われなくなり放置されていた宇宙船を発見する。彼らは居場所を見つけられない日々から抜け出すチャンスだと思い宇宙船を自力で修理し宇宙へと旅立つ。その先では3人にとって多くの出会いと出来事が待ち受けていた……
カバー画像は、かんたん表紙メーカーより。
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銀河オーバードライブ(original version)
『なあ、行ってみないか? 宇宙とやらに』
人類が宇宙進出を果たせたかなり先の未来。
ワタル、レイ、セイジの高校生3人組はそれぞれの生活に不満を抱いて暮らしていた。
そんなある日、3人は使われなくなり放置されていた宇宙船を発見する。
これは、この日々から抜け出すチャンスだと思った3人は、宇宙船を自力で修理し
宇宙へと旅立つ。
その先で彼らを待っているものとは……
(他のサイトでも公開中です。ご了承ください。)