未来•ディストピアの作品
ダイバーシティパンク~はぐれ者達のアッセンブル~
必ず二発で仕留める殺し屋、甲賀流の忍者、弟を救う為に戦う超能力者。
そして歓楽街で身体を売り続けるハッカー。
ウイルスパンデミックにより崩壊した2125年の日本。
常識も普通も失い続ける世界の中で信ずるは己の決断と忘れ去られた結束のみ。
警告・セクシュアリティ、ドラッグの表現があります。各自ご判断下さい
ジョーチャとヤースニーの逃避行
初めは逃げていた。否(いいや)逃げ続けていた。
逃げて。逃げて。逃げて。そうして出会ったこの2人。
銀河系を股にかけた「ジョーチャとヤースニーの逃避行」が
今始まる…ッ!!
【キャッチコピー】この少女と少年は銀河の果てまで逃げ続けるのだッ!!
【PR】ジョーチャとヤースニー。2人は星から逃げ出した。共に生きるその為に!!
Art Image
国家崩壊から半世紀。人類は治安維持の為、民間企業による治安維持管理局を作り、辛うじて滅亡を食い止めていた。元・日本領N地区治安維持管理局で保安部隊に所属する主人公は、「見たいものが見えるようになる」という電子麻薬『Art Image(通称:A・I)』で裏社会の王に昇りつめた男を追跡捜査していた。対象者の死体が発見されたものの、殺害現場が特定できず主人公はその調査の任を受ける。繁栄から一転、荒廃してゆくかつての摩天楼。管理・監視されるのが当然の世界で、自らの役割を盲目的にこなす主人公。
人は、見たいものを信じるのか
或いは、見たものを信じるのか
2034
政府のムーンショット計画によると、2050年までに一人の人間が10体のアバターを一度に操作できるテクノロジーを開発して、誰もが多様な社会活動に参加できるサイバネティクアバター社会の実現云々とあるが、そのアバターとは皆が想像するロボット然としたものではなく、実は思考停止した人間そのものではないか、そして優生思想に基づき「適性者」に選ばれたひと握りの人間がその他の選ばれなかった人間をアバターのように操作して厳格な管理のもとで社会活動を行わせることがムーンショット計画の真の目的ではないか,
というディストピアな仮説に基づき、本物語「2034」は進行していく。
過去のパンデミックで体内に「予防マイクロチップ」を「埋め込んだ者」と「埋め込まなかった者」とで、社会は大きく二分した。特区への立ち入り制限、電車の客室の分断、飲食店の利用の制限等「埋め込まなかった者」に課される制限は数知れず。 発表・発言・参加の機会を捨てた「埋めこまなかった者」は後に「サイレントヒューマン」と呼ばれるようになった。
2034年、田舎の山麓でひっそりと暮らす主人公のヒナタ(サイレントヒューマンの第二世代。18歳。バンドマン)はバンドのライブ映像をネットで見たとある令嬢からの招待で東京都スーパー特区へ行くことになる。スーパー特区では、政府によるクリーチャー計画(表向きはユートピアに向かう技術開発の計画だが・・・)によって、不審死や残虐な殺人などの怪奇事件が起きていた。図らずもそれらの事件に巻き込まれたヒナタは、事件の真相を暴くためにスーパー特区に残ることを決意する。
『facsimile』アンドロイドが人造幼女を飼育してみるお話
人が死に絶え、機械生命体が人のように暮らしている世界で、
感情表現が苦手な主人公の青年が、人に似せて作られた生命体『人もどき』を飼育するお話。
人もどき(見た目は幼女)の行動を最初はなかなか理解できない主人公だったが、
次第に人もどきの魅力に気付き、心通わせてゆく。
しかし、そんな青年の行動を周りの大人達は異常行動とみなして……。
表紙は、天野采子さん(https://twitter.com/S_Amano)に描いていただきました。
カラー表紙のタイトルはimitationですが、このお話はimitationというタイトルの本に、
この小説とreplicaという読切短編漫画を収録していました。
(紙版はもう残っていませんが、電子版はBOOTHにあります)
本の方のfacsimileには、采子さんが描いてくださった可愛い挿絵も入っています♪♪
電脳世界に嫌われた者たちは、世界を肌で感じた。
脳科学の発展が進み、脳をデータ化することに成功した世界。人々は義務教育を終えた後、電脳世界の「エデン」と呼ばれる場所で暮らすようになった。データとなった人間は不老不死で、飽きるまで生きることができ、死にたい時に死ぬことができ、やりたいことを好きなだけでき、やりたくないことをとことんやらないで済むように、完全に自由な生活を送ることができる。しかし、脳をデータ化することができない人物、通称「旧型人間」は、彼らがいくら望もうと、エデンでの暮らしはできず、現実世界でエデンの管理のために生涯を費やす。新人管理者の古川来夢は、義務教育を終え、日本第三管理施設で働くことになる。電脳世界のために存在する現実世界、旧型人間らは、今日も自分のためではなく、他人のために命を使う。
まったり不定期に更新していく予定です。追っていただけると嬉しいです〜。
Welcome to the Apocalypse
Private Military Company Apocalypse
それぞれの胸に『願い』を懐き、男達は戦い続ける。
撃ち抜け。明日を生き抜くために――