古代(むかーし)！ 古代(むかし)の古代(むかし)話！ あるところに仲の良い老夫婦が暮らしていた！ 決して裕福ではなく、子宝には恵まれなかったが幸せで楽しい毎日！ だが事件が起こった！ 事の発端はイタズラだぬきが二人の畑を荒らしたことを起点とするッ！ 怒ったジジイはたぬきを前蹴りでKO！ 捕えたたぬきを持ち帰り、愛しのハニーにたぬき汁にするよう告げるのだが……。 今ここに古代(むかし)の復讐劇（ダークファンタジー）が始まる！ いいな！ いいな！ にんげんっていいなッッッ!! 前編・中編・後編の短編なりッ！ これ童話なのか？ そう童話なんですッ！ 🐰🦝表紙：かんたん表紙メーカーを使用。

　その愛、罰し、処せられるべし。 　理性と順法精神に溢れる男イシュ、恋と本能に生きる女イシャ。 　死ですら分かてぬ二人のきょうだい。禁断の愛は砕かれ、そして結婚式の日、運命の人が訪れる。

　―――そこは、父無し子たちの場所。 　ローマの兵隊で、イスラエルに徴税に来た彼は、盗賊団に拾われ『真槍』という名前をもらう。 　彼が山賊に受け入れられたのは、彼がイスラエル人の血を引いていること。 　そして何より―――真槍が、強姦されて生まれたからだった。 　神の子イエス、人間イエス、史的イエス。数多くの「イエス学」をかじった現役カトリック信者によるもうひとつの「イエス」像―――即ち、「魔術師イエス」による、もうひとつの聖書物語。 ※本編は時代考証上、差別的表現・言動が扱われていますが、本編にそれらの差別を助長・推進する意図はありません。

　人が彼を殺したように、彼は愛する人を殺した。 　日々神に認められる為に研鑽を積む「私」と兄弟子。しかしあるとき、兄弟子は悪魔に唆され、神を裏切ってしまい、「私」は自ら手を下す。神への反逆者を滅ぼし、神は喜ばれるはずだったが…。 　罪と罰、赦しと導き、キリスト教史上原典にして頂点の神学者の物語。

（解説を）求めよ。さらば与えられん。 　好評のうちに完売した処女作「カリオテの男」。しかしこの作品には致命的な欠点があった―――。 　だれも！　作者のネタが通じないのである！！ 　というわけで、解説編です。 ※本作は、同人誌並びに電子書籍よりの移植です。

　その男が愛したのは、救世主でした―――。 　人類史に燦々と輝ける「裏切者」。その名はイスカリオテのユダ。 　深い情愛で繋がっていた師弟の間に何があったのか。何故彼は「神の子」とまで呼び、心酔した男を裏切ったのか。 　その真意と神の救いを描いた、著者の原点にして頂点。