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『お、目覚めたか?』 「········っ。俺、どんくらい寝てた?」 〘数分ですよ。〙 「そうか。まだフーズをやるには負担がでかいな。」 『気絶で済んでよかったと思うぜ。普通なら肉体を崩壊させちまうところだからな。』 〘まあ、そこはさすが我々の器だと褒めるべきところでしょうね。〙 目覚めた俺はフーズたちと話しながら自分の肉体の確認をする。よし。筋肉痛を50倍くらいにした程度だな。まあ、動けないのは確かだが。 「それで?彼らはもう?」 〘はい。彼らは既に。〙 「そうか。それじゃあ俺の部屋に転移して寝てる間に定着の方を頼む。」 『わかった。起きたら挨拶か?』 「そうだな。明日は午前のみだから終わったら確認の時間を取りたい。だから朝起きたら終わってるくらいで頼む。」 『りょーかい。それじゃあ飛ぶぞ。』 そういって俺は自室へと転移した。転移先は布団の上。よし、このまま寝るか。 翌日   (おはよう。) (((((おはようございますマイマスター。))))) おぉう。頭にめっちゃ声響いた。俺は布団から起き上がり準備をしながら会話をする。というか、俺の肉体の回復能力バリ高いな。 (お初にお目にかかります我らが主よ。我が名は月光星龍フィリメーロア。地星龍アースの弟にして龍主フーズ様の眷龍序列8位。星還騎士団の総督もさせていただいております。魂の牢獄から解放していただけたこと星還騎士団を代表して感謝致します。) おぉう。これまた長い経歴の持ち主。最後に代表してって付けてくれたのがとても助かる。 (こちらこそ感謝する。フーズから聞いていると思うがこれからは君たちにも頑張ってもらうよ。) (はっ。星還騎士団一同、主様の目となり耳となり、手となり脚となることを誓います。) (わかった。とりあえず学校から帰ってきたら能力の確認をする。準備をしておいてくれ。) (御意。) そして俺は夏休み前最後の登校をする。

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