Primitive Story Side L〜語られることなきもう一つの始まり〜
第零章 第?節 今は亡き1人の男の物語
■現代 「············これで最後だ。」 「考え直せ!琉雅!」 「············今更気づいたってもう遅いよ。」 「遅くないわ!これからも私達家族4人で楽しく暮らしましょうよ!」 「············それはできない。もう時間がないから。」 「ごめんなさい!意地悪してごめんなさい!無視してごめんなさい!だから行かないでよ!お兄ちゃん!」 「············悪いな綺羅。お前の誕生日だってのに。」 「「「やめろ(て)!」」」 「ゼフアとして命ずる!世界よ!今こそ我が命を糧として世界の封印から解き放たれよ!これから始まるは新たな神話なり!界呪解滅!発動!」 その日、1人の男が命を断った。それは激動の時代の幕開けとなる。そしてここから全てが始まった。
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