異世界ファンタジー 全3話 完結済み 第一回 夜見ベルノ小説大賞応募作
異世界ナロピアンのゾリゲン王国領土内の街。
ここに蔦に覆われた屋敷があり、そこには一人の魔術師が住んでいる。
名前はフリッツ・パウルゼン。黄朽葉色の髪を持つ彼は少々変わった性格をしていた。
人間が手を出してはならない闇属性の魔法を研究していたのだ。
闇属性の魔法は魔族が使う禁断の呪文――それに手を出すフリッツは危険人物。
そんな彼が暗殺されるターゲットにされるのは言うまでもない。
「死んでもらうぞ――フリッツ・パウルゼン」
ある晩、女暗殺者に寝込みを襲われる。
とうとう闇ギルドから刺客が来たのだ。
「今日がお前の命日だ」
今まさにフリッツの命が絶たれようとしていた。
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おかしな魔術師と女暗殺者の短編ダークコメディ。
テーマは『情念の危険性』
一方的な人の想いほど恐ろしいものはない。
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