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今やどこにでもいそうなフリーターの男性、黒田大介(くろだだいすけ)39歳。この 歳でバイトだけで暮らしていて、今まで一度も正社員になった事がないダメ中年だ。 オタクでもあり、それが原因でずっとぼっちでいて、親からも見放されていた。 そんな生活をしていたら生きて行くのもしんどくなる時が多いい。今も ボロアパートで暮らしていて来月電気代など払えるかどうかが不安だった。 休みの日、大介はとある場所に向かった。そこは仕事を紹介してくれる 場所だが、誰かと話すのも苦手だったので説明だけ受けてパソコンに 向かった。 「一人で黙々とできる奴は」 接客はもちろん、一緒に作業をする系などはできない大介。 それ以外の職を探しているとおかしな一覧を見つけた。それは オタクならすぐに反応する文字だった。 「?異世界で冒険者になりませんか?報酬は歩合制?誰でも稼げる 事ができます、連絡先はってなんだこれ?」 怪しさ爆発だが、気になりすぎて思わずメールを送ってしまった。 そうして家に戻り、唯一持っているスマホでさっきの事を調べたが どこにも載っていない。 それから数日後、その事を忘れて日雇いの仕事をしている大介。その 場所も嫌な奴らが多いので早く終わりたかった。 仕事を終え、家に戻りだらけているとスマホに通知がきた。それは あの異世界で冒険者にならないかという怪しい所からだった。 「!?あ、あなは合格しました。これからあなたは冒険者として 世界を平和にして行くのが仕事です。あなた次第で稼ぐことも でき、色々できる事でしょう。異世界へ行きますか?YES、NO えっと、YESっと」 そのボタンを押したが何も変わらない。悪戯だと思っていると チャイムが鳴った。また借金の取り立てかと思って出ないように していたが、なぜか体が勝手に玄関に向かう。そして、ドアを 開けてしまった。 すると外が光だし、大介はその光に吸い込まれてしまった。 しばらくして大介は目を覚ました。 「なんだったんだ今の。それに、なんか体が軽い」 中年体系でいつも体が重いと思っていたが、今はなぜか軽く感じ しかも着ている服も違った。 「これはゲームでよく見る服、それにけ、剣まで持ってる。夢 じゃないよな。もしかして本当に異世界に来たのか?」 それから大介は色々調べた。大介がいたのは誰も使っていない 小さな小屋だった。そこにあった鏡を見るとその姿はいかにも RPGに出てくる主人公の姿だった。 本があったので見てみるが文字がわからない。しかも知らない文字 なので本当に異世界だと思った。 さらに調べていくと持っていたスマホが形を変えていたが、すぐに 使えた。そしてそこには自分のステータスが載っていた。 「れ、レベルがカンストしている。装備は初期だけど、お金は ある。魔法も全部使えてこんなのチートだろ。でも、本当に 使えるのか?」 疑問に思った大介は外に出た。するとそこは森の中だった。小さな 湖があるが、周りは木ばかりだった。 「ここが異世界。こいつで何処かわかるかな」 端末を見てみると地図があった。その画面の上にこの世界の名前 らしものが書いてあった。そこにはA・フィールドと書いてあった。 とりあえず剣を振ってみたりし、それから魔法を使った。そして 本当に魔法が使えた。 「すげぇこれなら本当にこの世界で稼げそうだ。前の世界に未練 なんてないし。よしこれからはここで第二の人生を楽しむぞ! そしてハーレムを作ってやる」 そうして大介はいきなり異世界にきてそこで第二の人生を送る ことにした。

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