やっと寮?に着いた、、、、 寮だけど、寮じゃないから?何だよね。 何か豪邸って感じ。 っていうか、私自分の部屋にも行ってないんだけど? この中にあるのかな? まあいいか。 さて、部屋を探しますか。 『探索』 見つけた。 3階の部屋だね。 とりま、向かいますかね。 ここが3階ね〜 “葵” あっ、見つけた。 “美琴” その隣が私の部屋なのね。 私の部屋の隣は、、、、 何も書いてない。 まあいいか。 とりあえず、ノックをしますか。 コンコンコン するとしばらくして声が聞こえた。 「、、、、、なに?」 「神谷美琴と言います。扉を開けてください。」 「、、、、無理」 「無理矢理開けてもいいですか?」 「、、、、、、まず、開けれないでしょ?」 舐められちゃ〜困る。 なんせ、マスターキーがありますから。 さて、さしますよ。 ギーガチャ 開いた。 「失礼しま〜す」 「おい!入ってくるなよ。」 「ゴメン、モウハイッチャッタ。」 「、、、、めっちゃ棒読みじゃん。」 ナイスツッコミ! 意外とノリがいいんだな。 よし、単刀直入に言うか。 「ねえ、、、、 「嫌だ」 ちょっと待て。 まだ言い切ってない。 「教室に来てよでしょ?」 思考能力が読めるのか? 「読めないよ」 ではなぜ!! 「ねえキミ、、、、、、バカでしょ?」 「バカじゃない!!」 「やっと、話したね。」 やっと、話した? 「さっきまでキミは表情で会話してたんだよ。」 「マジか〜気が付かなかった。」 「まあ、いいけど。、、、、で、さっさと出ていきなよ。キミ、凍るよ?」 「凍らないよ。」 「は?」 「だって、キミの能力の最高レベルがどれくらいかは分からない。でも、今の君の能力はレベル4だね。強さ的に。」 「そんな訳ない!!俺の能力は、レベル6だ!!」 わお! 急に取り乱してる。 でも、ここの学園全てを見たわけじゃないけど、まだ本当のレベルにたどり着いていない人が多いんだよね〜 まあ、私が証明した研究だからしかもつい最近、、、、、ではないな。 あれ? 私、今何歳だっけ? 真琴と同い年なはずだけど、、、、、、 「ねえ、今何歳?」 「、、、、、、、、、15、、、、、今年16」 ふむ。 今、15か。 なら5年前だな。 だいぶ知れ渡っていてもおかしくないはずだが、、、、、? 何処かで私の実験を潰されたか? まあいいや。 「お前、レベル何だ?」 「私?レベル、、、、3」 「、、、、3?そんな筈ないだろう。」 「いや〜〜それがホントなんですよね〜」 「まあいい。さっきの意味どういうことだ?」 「そのままですよ。貴方、さっきレベル6と言いましたがまだレベル4くらいですよ。」 「うわ〜〜」 すると、彼から氷が飛び散った。 なるほど、感情に揺さぶられると一時的に能力が最大限に引き出されるんですね。 部屋が凍っています。 多分、この部屋には多少の能力なら大丈夫ですが攻撃などの魔法だと程々に無効化してくれる付与が付けられているはずですが、それを超えて部屋中を凍らせてしまってますね。 「え?また、、、、やっちゃった、、、、、」 「ふふふ。今の威力だと、レベル6でしたね〜」 私が話すと、彼が驚愕の笑みを浮かべた。 「、、、、、、、、どうして、、、、凍ってないんだ?」 「へ?人を勝手に凍らせないでください。」 私は指をパチンッと鳴らして氷を消して花びらに変えた。 「、、、、、、綺麗、、、」 「ですよね〜」 「ねえ、キミの感想を聞きたいな。少し長話になるけど聞いてくれる?」 「はい。」 まあ、籠った理由を聞かないと対処しようないしね。 「俺はさ、雪女の末裔として生まれたんだ、、、、、
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