「おはよ〜」 私は寝起きの目をさすって階段を降りる。 今の髪と目は金色だ。 『おはよ〜』 『ご飯について聞きたいのだけど、これでいいかしら?』 「わ〜美味しそう〜みんなで作ったの?」 『違うわよ。冷蔵庫に入ってたのよ。』 「へ?作った覚えはないけど、、、、」 そう思いながら、冷蔵庫を開けること沢山の食材が入っており他にも、謎に冷蔵庫にオムライスとか野菜炒めとかが入っていた。 いや、おかしいでしょ。 何で冷蔵庫に完成系が普通に入ってんのよ。 こういうところは、前世とは違うわね。 私がここで思うことは、、、、油とかは固まってないの?です。 よく出るあの白いやつだよ。 絶対出てるでしょ? あれ、私苦手なんだよね〜 と思いながら食卓に移動すると、油以前に出来立て並みに美味しそうだった。 「これ、冷蔵庫から出しただけ?」 『ん。そうだよ〜』 「え?温めたりした?」 『いいえ。まず、このご飯を見たこと自体ないわ。』 『そうじゃ。まあ、適当に出しただけだから何が何かはわからぬが、これで合ってるだろうか?』 いや、、、、、完璧すぎる。 パン、オムレツ、ハム、牛乳、、、、、洋食じゃん! 「サイコ〜よ!ありがと〜皆んなも食べる?」 『、、、その前、、、、に、、、何、、か、、、教えて、、、?』 「そうだったね。えっと、この四角いのがパンっていう、、、、もちもちしたやつ?ん?焼いたらカリもち?いや、ふわもち?まあ、そんな感じにやつでこの丸いピンクのやつがハム。何でできてるんだっけ?まあ、肉だよ。このオムレツが卵で作ったやつでふわとろで美味しいの〜この白いのが牛乳、、、、、ミルクだよ。」 『ぱん?』 『はむ?』 『おむれつ?』 『ぎゅうにゅう?』 『みるく?』 『全部聞いたことねー名前だよな?』 『うむ。』 「えっと、牛乳とミルクは一緒だよ。」 『つまり、呼び名が二つあると?』 「まあ、、、、そうなるのかな?とりあえず、食べよう?」 『そうじゃの。』 『私が運んでくるわね。』 しばらくすると、リンは風魔法を操って机まで持ってきた。 すごい、精密な操作だなぁ〜 『お待たせ〜持ってきたわよ。』 「早く食べよ〜」 『うん』 「さて、揃ったし、、、、いただきます!」 『『『『『『いただきます?』』』』』』 「食べる時にする挨拶で色んな食材に感謝するの。」 『じゃあ、みんなでするかの』 『『『『『『いただきます』』』』』』 『これ、うまいぜ!』 『これもです!』 『これ、、、、好き』 『私も好きよ。』 『この黄色いのは気に入った』 『うま〜』 「おいしいー♪」 「ごちそうさまでした。」 『『『『『『ごちそうさまでした。』』』』』』 「みんなこの挨拶は知ってるの?」 『いや、何となくじゃ。』 「まあ、いっか。さて、お皿とか下げて学園について教えてくれない?」 『ええ、いいわよ。』 『早く片付けてしまおうぜ!』 『そ、、、だね』 「やっと終わった〜」 『じゃあ、話していくか!』
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