女子大生純文学作家は異世界に転生したくない!?
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ラノストユーザー アーリーバード ルーキー
空想科学 全23話 完結済み 第二回マンガ原作大賞応募作
高橋ひまりは、十八歳の時、自らの青春を小説にし、賞を受賞。大学にも合格し、春に東京に上京。学生生活と文壇デビューを期待した。その幸せは約束されていたはずだった。しかし、突然発生したCOVID-19。世界はパニックに陥り、ひまりは 大学二年の春からずっとリモート授業となり、味気ないぼっちの毎日。勉学による精錬も恋物語(ロマンス)も皆無だった。ほんとうに。 ひまりの心は自然と文学に向き、数多く小説を書いた。それを自分に賞を与えた出版社に持ち込んだ。そしてこう言われる。 「もう純文学の小説は売れない、COVID-19も落ち着いた今、人は出会いを求めている!、マッチングアプリでたくさんの人とデートして体験記を書く!、これで決まりだよ!、『文科系エロ』ってやつだね」 文学まで終わったなんて! その時、ひまりに声をかける人物が現れた。理工学部の准教授・十郷だった。 「君、異世界に行ってみないか?」 イラスト : @nekogeorgelily9

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