ではぜひ、お願いしようかな♪ 「分かりました。では、少々お待ちください……」 ……。 「……。」 ……。 「……。」 ずいぶん時間がかかるね。AI導入を検討した方がいいじゃない? 「……。」 ……。 「……。」 それはそうと、前の章で言った『辞書で殴る』ってアイディア、パクんなよ同業者。 パクったら、この小説に出して『恥知らず』って言ってやるからな。 「……。」 ……。 「……。」 ……まだかかる? あと、かなり攻めた文章構成だけど、ここまで読んできてる人いる? 「ッスー……決まりました……」 お、やっとか。 とういうか、どうかしたの? 「いえ、なんでもありません。」 明らかに、冷や汗かいているけど? 「かいてません。」 化粧も崩れてるけど? 「すっぴんです!」 その美しさですっぴん……!? マジで? 「マジです。」 それで、選んでくれた特典は? 「こちらになります。」 は〜なるほど。 『技能改造』に『代償帳消』に『カスタマーセンター』ねぇ…… ……ハハハ!いいねぇ、この能力名で差別化しようとしている健気な努力!涙を誘うね! 「それぞれ、『得たスキルの改造』『力の行使によるリスクの帳消し』そして『私からの情報提供』となっています。」 なるほど。 「いかがでしょう?変更することも可能ですが。」 いや、気に入った! 「え!?」 今すぐ、新しい体にインストールしといてくれ! 「い、いや、変更しておいた方がいいと思いますよ!?たとえば『カスタマーセンター』なんて、なんの得にもならない事で、有名なんですよ!」 ははぁ、その様子じゃ『カスタマーセンター』は割と有能な能力って事か……興味が湧いてきたね♪ 「で、でも……!」 大丈夫 大丈夫!明らかに強そうな能力を2つもあるんだ、1つくらい無駄な能力があった方が、物語も盛り上がりやすいさ。 「そういう問題なんですか!?」 それに、女神さんともっとお話ししたいしね。 「そんな……!」 ま、本音は、調べ物するのがめんどくさいから、そっちで色々調べて 教えて欲しいだけなんだけどね。 「そんな……」 ま、そんなわけで、俺、生まれ変わりまーす♪ 次回からは『幼少期編』! 成長を期待しててくれよ、読者諸君♪
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