スクールバンドラバーズ
夏の活動①水泳

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放課後はいつも通りバンドの練習をし、休日はなるべく皆で行動して 過ごしている。 そうして七月になり学校でも水泳が始まって美波は困っていた。 「そんなに泳げないの?」 「恥ずかしながら。ライブをする為にトレーニングはしてますが 運動は別ですので」 「まぁそれなら私が教えてあげるわ」 「ありがとうございます天音さん」 「私も苦手ですので一緒にお願いします」 「朝日奈さんもなのね。これからは体力をつける意味でも運動も しないといけないわね」 紫音は練習も妥協はしない。練習で全力を出せないと本番でも できないと思っているので、実際に美波達は練習が終わった後 かなり疲れている。 なので教えてもらうのはいいが、どれだけきつくなるのかは 明白だった。 そして休日。紫音達は全員集まり、市民プールにやってきた。 更衣室で着替えていると神奈子が紫音の水着を見ていた。 「何かしら成瀬さん」 「やっぱりスタイルいいなって。どうしたらそんなスタイルに なれるんですか?」 「あなたもなれるわ。私が鍛え上げるんだから」 「そ、そうですね」 神奈子の肩を叩く凛。今紫音の練習について来れてるのは入った ばかりの凛だけだった。元から紫音並みかそれ以上の事を していたからだ。 全員着替え終わりプールに行くと周りが少し騒ぎ出した。 紫音もだが凛もいて美波達もいるのでその五人をそこにいた 男子達全員が紫音達に振り向いた。 「なんか恥ずかしいですね」 「堂々としてればいいわ朝日奈さん」 「瀬戸さん。ありがとう」 「さぁ天音さん練習しましょう」 「わかったわ」 美波も少し恥ずかしがっていたが、練習をすれば気にならないので すぐに始めたかった。 練習は数時間行った。美波と夕子は紫音が、神奈子を凛が教え 夕方頃まで続けた。ちなみにその間に男子達から何度も声を かけられたりしたが、紫音と凛の迫力に男達は諦めていた。 プールを出てファミレスに行く紫音達。そこで凛からある 提案が出た。 「ライブ?」 「ええ。せっかく結成したのだから一度試してみたいわ」 「そうね。ただ初めてバンドでのライブだから誰かと一緒には しないわ。私達単独でさせてもらう様にするわ」 「できるんですか?一度もライブしてないのに」 「私や瀬戸さんはライブをしているわ。成瀬さんも。だから 私達を知っているライブハウスに交渉してみるつもりよ」 「それはいいわね。私の方でも聞いてみるわ」 「お願いね瀬戸さん。それでそのライブの日だけど」 話し合いが終わり、店を出て各自家に帰る。紫音はお風呂に 入ってる時もライブの事を考えていた。 そのライブも学校行事が終わってからにするのでまずは 水泳大会に向けてそっちの練習も欠かさなかった。 そうしてその水泳大会の日になり、紫音はやはり一番活躍し クラスも優勝したりした。美波や夕子もクラスの中でも 活躍するぐらいになっていて同じクラスメイト達は驚いた。 無事に大会も終わり、次は初ライブに向けて動き出した。

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