スクールバンドラバーズ
バンド名決定!

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六月中旬、紫音は部屋で曲を作っていた。ようやくメンバーが揃いこれから 本格的にバンドをする事になる。 なので今までの様に自分だけの曲ではなく皆の曲にしないと行けなかった。 「難しいわね。全員の事を考えないと行けないのは」 ドラムの成瀬神奈子、キーボードの朝日奈夕子、ベースの瀬戸凛、ギターの 水川美波。この四人の演奏に自分の歌を合わせないといい曲はできない。 そう考えながら作っていると紫音はある事に気づいた。 「そういえば、バンド名がまだだったわ。今度話し合わないと」 そうメンバーが揃って活動ができるようになったからバンド名を 決めないと行けなかった。 翌日の放課後、雨の中紫音達はファミレスに集まった。 「バンド名ですか」 「ええ。これからはこのメンバーで活動していくのだから名前を 決めておかないと」 「名前、私達に合う名前ですよね」 「すぐには思いつかないわね」 「どうしたの成瀬さん」 皆が話してる中、神奈子は少しもどかしそうにしていた。 「えっと、私一応考えてはいたんですけど」 「へぇどんな?」 「えっと」 恥ずかしいのかすぐには言わない神奈子。 「成瀬さん。もっと自信を持たなければ私達とは演奏もできない ですよ。普段の時でも自信を持たないとライブも上手くは できません」 「水川さん。わかりました。それじゃ言います」 神奈子はセイレンと言った。紫音の歌がまさにセイレンの様な美声 なので神奈子はずっと紫音をそう思っていたみたいだ。 「わかりやすくていいですね」 「そうね。覚えやすいわ」 「それじゃ決まりね。ありがとう成瀬さん」 「は、はい」 そうして紫音達のバンド名はセイレンに決まった。その後はこれからの 活動をどうするか話し合った。今の時代、ライブはもちろんだが 配信をして名前を売るのも主流の一つだ。 配信をすれば一気に全国に広がるので紫音達もそうしていく事に した。それもネクストワールドに出るためだった。 これからバンド活動に力を入れるが紫音達は学生なので学校の行事も しないといけない。 夏に行われる行事といえば水泳大会だ。七月に入ったら水泳の授業が あり、夏休みの間に行われる。 紫音は運動もできるので特に練習する必要はないが、美波は実は あまり運動が得意ではなかった。なのでプールが使えるように なったら紫音が教える事にした。 その話を聞いて他のメンバーも一緒に練習したいという事で 紫音達はチームワークの向上もかねて一緒に練習をする 事にした。

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